ユーザー訪問⑦: ハウゼコ社長・神戸が聞く!
軒ゼロモデルでグッドデザイン賞を受賞、
ハウゼコ製品を採用いただいた「敷島住宅」様。
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今回は大阪府守口市に本社を置かれる敷島住宅様の宇治大久保ショールームにお伺いしました。
神戸:最近、軒ゼロの箱型住宅が増えましたね。
このたびは弊社の防水けらばパッキンをご採用いただいたと言うことで、そのお話をお伺いしたいと思います。
川島社長:現在、御社の「デネブウォータープルーフパッキンB15」を当社の軒ゼロモデルのけらばまわりに標準で採用させていただいています。
開発メンバー:軒ゼロデザインではケラバパッキンなどの製品をしっかり使うことが大事だと思うんです。
実は、通気と雨がかりから、けらば側に対応する製品を探していたんですが、なかには防火性能が「グレー」な製品もあったりして…。それで、デネブウォータープルーフパッキンを採用、ということになりました。
神戸:そうですか、デネブウォータープルーフパッキンであれば、防火地域にちゃんと対応していますよ!
やはり最近、軒ゼロ・キューブデザインの住宅が増えてきたためだと思うのですが、けらばパッキンなどの出荷が盛んになってきました。ゼロ軒、屋根断熱での結露事故がふえています。妻側は風当たりが強く、野地板と壁材との間から漏水があります。だから皆さん、防水と通気に気を使われているようです。
ところで敷島住宅さんでは、ハウゼコ製品をどこでお知りいただきましたか?
川島社長:住宅建築情報誌で拝見しました。それと、弊社は2014年からこれまでにグッドデザイン賞を5度ほど受賞しているのですが、その住宅をプロデュース、デザインされた方や板金施工会社様からの紹介もありました。
神戸:すごいなあ、グッドデザイン賞を5度も受賞されているんですか!
ハウゼコもアンタレスミニと言う製品で受賞していますが、それは素晴らしいですね。
川島社長:当社は「グッドデザイン賞を取ろう!」と言う目的で結成した新商品プロジェクトチームがありまして、その時に、「軒ゼロで」と言うことになりました。
しかし、軒ゼロに対してあまり実績がなったんですね。また、当社はアフターサービスに力を入れておることもあり、やるのであれば通気や防水のことをきちんとしたい、という思いが強くありました。それでハウゼコさんにアシストを求めたわけなんです。
神戸:そういうことだったんですね。
それでは次に御社はとてもスタイリッシュな住宅を建てておられますが、その集客はどのようにされておられますか?
川島社長:まずインスタグラムなどで写真に反応いただき、次に自社サイトへ繋がって集客、というパターンが多いですね。
開発メンバー:インスタライブでモデルハウスをご案内することも始めています。有名なユーチューバーの方とのコラボも進んでいて多くの登録者をいただいています。また、そこからの自社サイトへの流入もあります。
神戸:私はハウスメーカーの営業マンだった時代があるんですが、その時は「100軒飛び込みだ!」みたいなことをしていました(笑)。SNSで集客を…やはり今はそう言う時代なんですね!
川島社長:ところで最近は、自然災害が多くなっていますよね。豪雨とか暴風とか。そういうことに対してはどのような状況でしょうか?
神戸:ハウゼコは年間1400万個の住宅用換気部材などを出荷し、北海道から沖縄まで全国津々浦々で採用いただいています。その結果、劣化事象などがたくさん集まってくるわけなんですが、基本的には製品へのクレームなどはほとんどありません。2018年、大阪を襲った台風21号は58.1m毎秒の風が吹いたんですが、幸い弊社の換気棟などの製品は大丈夫でした。住宅の耐久性を守るために送風散水試験で安全性を確認しています。
川島社長:そうですか、それをお聞きしてより安心できました。安心といえば、私たちも築後30年間で9回の点検を行います。正直言いまして、これはなかなか大変なことなんですが、「住宅ローンのある間は、しっかりめんどう見させていただきまよ」、と言うことが大事なことだと考え実行しています。
そしてそこから得られた貴重な情報を今後の住宅へしっかりフィードバックしていかなければなりません。
神戸:アフターフォローと一口で言いますが、実行のための労力は想像以上に大変なことだと思います。安心にお住まいしていただくことへの取り組みが現在の敷島住宅様の信頼へとつながっているんですね。
わたしたちハウゼコも、できる限りお手伝いさせていただきます。
本日はありがとうございました!