ユーザー訪問
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ユーザー訪問⑥: ハウゼコ社長・神戸が聞く!

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雨仕舞いや結露のことなど、ハウゼコが住宅の
問題解決をお手伝いしたお宅を訪問しました。

建築談義中

ハウゼコは、屋根の換気や壁の通気、雨仕舞いや結露のことなど、家をお建てになる時の心配事についての相談があれば、いっしょに解決しています。

今回は、お施主様や建築設計事務所様と問題解決に協力させていただいたお宅のお話です。

市川邸

市川邸

木造軸組パネル構造二階建て
延べ床面積:103㎡
外壁:通気層工法
ラスモルタル+ファイバーメッシュ+スタッコフレックス

神戸:市川様と岩崎様、建築設計事務所イーハンスタジオの櫻井様、本日はよろしくお願いいたします。
それではまず市川様のお宅についてですが、木材の温かみとクールなコーリアン®️のキッチンカウンター、そのコンビネーションが素敵な室内ですね! それで、高断熱・気密施工や結露防止に随分留意されたことをお伺いしたいのですが。

市川様:例えば、C値は0.25ですが、構造パネル気密に頼らず、室内側で防湿施工を徹底しました。充填ボード断熱と柱やサッシの取り合いでは、大工さんと一緒になって気密テープを一生懸命施工しました(笑)

神戸:ご自分で!それは大変だったと思います。それでハウゼコに相談いただきましたのが壁と屋根の取り合いと屋根の換気のことでしたね。

市川様:壁と屋根の取り合い部分や壁上端部、バルコニー手すり壁には「アンタレスミニ」を全周に取り付けました。屋根は二重たるきで通気層を設けていますが、通気量と雨水浸入が心配だったので神戸さんに相談し、それで軒先換気部材「デネブ」と棟頂部には連続で棟換気「スピカBT」を設置しました。
(施工写真参照)

そしてイーハンスタジオの櫻井社長が設計し、結露リスクの心配がない我が家が完成したんです。

神戸:市川様は一般社団法人 屋根換気壁通気研究会のセミナーにも参加されていますよね。ですので不安な箇所をしっかり掴んでおられたんですね。

市川邸市川邸櫻井様
市川邸市川邸市川様
岩崎邸

岩崎邸

1階:RC、2階•3階:木造軸組の混構造
延べ床面積:208㎡
外壁:富士川建材工業
ラスモルⅡノンクラック工法+ジョリパッドネオ∞インフィニティ
施工:(株)田村工務店

神戸:次に岩崎様のお宅にお邪魔させていただきました。

これは1階RC、2・3階木造の混構造ですね、いやぁ、それにしてもスタイリッシュですね!
外構も外観も内装も、ほんとにこだわってデザインされていますね。

岩崎様:ありがとうございます。この家には私の家族・4世代(!)が暮らしています。だから意匠にこだわる一方で、家族の繋がりや距離感、それぞれの世代の暮らし方を考えた設計も大事なポイントです。

デザインにはとことんこだわったのですが、この屋上の壁トップが普通に笠木をのっけるだけだと何かイマイチで…。通気のこと、壁面への流下水量と汚れのこと、そして意匠のこと…それらに対する不安もありました。

櫻井社長:笠木下の通気工法は、当初から設計に織り込んでいましたが、それは壁内の空気を建物外へ片側から排気させる普通の方法でした。(図1)
だけどそれだと防水面に不安が残るのと、意匠的に下から見上げた時の壁トップの迫力がないんですよね。
また壁から笠木が張り出していないと、雨水の汚れが壁につきやすくなります。そこで、岩崎さん友人の市川さんにハウゼコさんを紹介していただいて、神戸さんに助けをもとめました。

神戸:ええ、その時は、市川様のお宅の建築中でしたからね。
一般的に多い笠木下を利用した通気工法だと、防水層を損なう・通気不足・防水シーリングのメンテがしにくいなどの問題があります。そこで、私はハウゼコ製品の「AHPCⅡ」をおすすめしました。岩崎様のお宅は普通の住宅より壁厚が厚く軒の出も大きいので、しっかりと特注で対応させていただきました!

岩崎様:その折はお手数をおかけしました。その後、私が描いたスケッチが(図2)です。
神戸社長やスタッフの方にお骨折りいただいて、望んでいた意匠と壁の中の安心が実現できたんです。


この後も、岩崎邸の屋上で全員が建築談義に花を咲かせました。
いや、みなさんほんとうに熱心です。
市川様、岩崎様、櫻井社長、ありがとうございました! 【神戸】

図面
岩崎邸岩崎邸
岩崎邸岩崎様