ハウゼコ新製品『スピカBC』が産業新聞に掲載されました。
隅棟用換気部材を発売
通気・換気の品揃え拡充
hauseco(ハウゼコ、本社=大阪市中央区、神戸睦史社長) は、寄棟屋根の隅棟用換気部材「スピカBC」を開発し、本格販売を開始した。寄棟屋根において隅に向かって傾斜して流れる隅棟用の換気部材で、隅棟の換気状態保持に性能を発揮する。特許出願中。
同社では通気・換気部材の品揃え拡充し、あらゆる屋根形状に対応した通気・換気部材をワンストップで提供する。
「スピカ」シリーズの換気棟では、平型化粧スレート用(スピ力B)、同・高換気タイプ(スピカH、受注生産)、瓦用(スピ力K)をはじめ、同社はこれまでにも多様な品種を開発・販売している。シングル屋根用のスピ力BS、金属屋根立平葺き用のスピカBT(受注生産)なども開発済み。
「スピカBC」は、新たに寄棟屋根に対応する製品として開発した。寄棟とは4つの方向に傾斜する屋根面を持つ形式。
切妻に比べると換気がしづらいといわれる寄棟においても「スピカBC」を配置することで、換気量業界トップクラスの優れた通気・換気性能により、適切な隅棟換気可能となり、寄棟屋根の住宅ニーズに応えることができる。
動風圧のバックデータがあることや、同形状の一般屋根役物があること、特注対応が可能な点も特長。施工は野地板の開口・木下地の施工の後、隅棟用水返しの取り付け、屋根材の施工、専用捨水切(同梱)と換気棟の取り付けという手順。
素材はカラーGL鋼板・フッ素樹脂塗装G L鋼板(板厚0.35ミリ)で、長さ655-2000ミリ。標準色3色(ブラック・ウッディーブラウン・グリーン)と準標準色3色(ブラウン・シンプルグレー・シルバー)がある。
日刊産業新聞 2015.12.16