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ハウゼコ社長 神戸睦史の連載『産業春秋』が産業新聞に掲載されました。

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2015年12月14日 日刊産業新聞

産業春秋
テニス、日本人選手の活躍

 今年のスポーツ関連の話題を振りかえると、“五郎丸”選手、工藤監督、丸坊主にした元首相、などが記憶に新しいですが、私の中の一番は、テニスの錦織君が世界ランキング4位になったことです(現在は8 位)。
 今までテニス界では、BIG4とよばれるジョコビッチ・フェデラー・マレー・ナダルとそれ以外の選手との獲得ポイントの差が大きく、これに食い込むのは至難の技とされてきました。
 現在のポイント制度は上位16大会に出場が義務付けられており、フィジカル面で劣る日本人にとって不利な形になっています。
 3年前のジョコビッチとナダルの全豪オープン決勝戦は5時間53分に及ぶ試合になり、サーブ&ボレーですぐにポイントを取れた昔と違い、ラケットと技術の進化と共にストローク戦になった現在では、スタミナ面でも日本人は不利。そんな状況の中、錦織君がBI G4に食い込んだ訳ですから、とても勇気づけられました。
 それと共に、このニュースで再認識したのが、クルム伊達公子も世界ランク4位だったということと、45歳の現在の日本ランキングもいまだ2位をキープしていることです。
 彼女も実はとって華奢で体が小さいです。それでも”“ライジングサン”と異名をとる、ボールのあがりっぱなを捕らえて打ち、相手の時間を奪うことによって有利に試合を運ぶ、錦織君と同じスタイルです。
 錦織君のおかげでテニスを始める子が増えており、小1 の息子も“錦織になる!”と今年から始めました。息子とペアを組んで優勝することが、今の私の夢です。まだまだ先は長いですが・・・

日刊産業新聞 2015.12.14