Concept

Message 代表メッセージ

　17世紀初め、姫路城下で「油清」として油及び金物商を始めたのがハウゼコのルーツです。以来、「不変と変化」を合言葉に時代の変化を先取りしてスピード感をもってその企業体を変化させてきました。

　ハウゼコの前身の三栄建材株式会社は昭和39年に建材問屋として発足しました。現在は住宅用換気部材メーカーとして、年間1500万ピースの製品を出荷し、業界2位のシェアを獲得。日本の住宅の3軒に1軒は、ハウゼコの製品が何らかの形で使われています。

　2014年には“アンタレスミニ”がグッドデザイン賞とHEAD BEST SELECTION賞のダブル受賞。産官学プロジェクトにも多数参加し、近畿大学との共同研究、建築学会での論文発表やJIS等の規格制定委員会委員を歴任。住宅の耐久性の唯一の産官学研究会である“一般社団法人住まいの屋根換気壁通気研究会”を設立、住宅の耐久性の唯一の教科書である“住まいの耐久性大百科事典Ⅰ・Ⅱ”の発刊、住宅の耐久性の唯一の資格“住宅外皮マイスター”の設立等様々な形で業界をけん引する企業に成長しました。

　社歴は長いですが社員の平均年齢は若く、様々なDX化も進み、在宅勤務や遠隔地勤務など働き方改革への取り組みも業界トップクラスです。
管理職に外国人の登用や女性の元派遣社員が製造現場のトップリーダーとして活躍しており、実力主義を徹底しています。ハウゼコには、前例主義や既成概念は一切ありません。
これだけ変化が激しい時代においては変わらないことがリスクであり、常に変革を継続しなくては勝ち残れないと考えています。

　大企業では、どうしても組織の一部としての役割を担うケースが多くなりますが、ハウゼコでは、やる気のある方や能力のある方には様々な仕事を任せる文化があります。
多種多様な仕事をすることにより幅広い知識や見識を持つことができ、ひいては自分自身を高めることにつながります。それが会社の成長につながると考えています。

　住宅の3大基本性能である耐震性・断熱性・耐久性。2025年の断熱義務化と4号特例の廃止によって断熱性と耐震性の性能は法律によって担保されます。
しかし、残念ながら住宅の耐久性については、法制化に至る道筋は遥か遠くその兆候すら見えません。住宅の耐久性の理想実現のために、ハウゼコはこれからも探求を続けていきます。

　最後に、若い世代の方々へ、強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。
進化論で有名なダーウィンの名言です。これからのハウゼコを、一緒に作っていきましょう。

代表取締役社長　神戸睦史