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関西サイディングニュース9月号コラムをアップデートしました。

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今日つれづれ
神戸睦史(ハウゼコ)

 二人の女性リーダーの一挙手一投足に注目が集まっている。小池東京都知事と蓮舫民進党党首だ。
 小池知事は、自民党に反旗を翻して圧勝し、蓮舫党首は、民進党内の人気の強さで党首になった。小池氏は、都知事になってからの精力的な活動により成果を挙げているが、蓮舫氏は、野田幹事長を起用したことに党内からの反発が出て、出足をくじかれた。最新の世論調査では、小池都知事の支持率が86%。かたや蓮舫党首率いる民進党の支持率は10%。
 先日、辛坊治郎氏司会の関西ローカル番組『そこまで言って委員会』で、民進党議員8人が出演していた。そこで、蓮舫議員の二重国籍について問題があるか?という質問に対して、なんと、6人の議員が問題があると答えていた。特に、所管省庁である元総務大臣の原口議員は、国籍法はともかく、公職選挙法違反の可能性の可能性は高いと指摘した。
 国会議員ならともかく、総理になる可能性のある民進党党首が二重国籍では、利益相反が起こった場合の心配がある。例えば、台湾も領有主張している尖閣問題を、台湾と議論する時はどうなるのか?二重国籍は世界的にみれば寛容な国もあるが、そのような国でも、大臣や首相になる場合は、解消するよう指摘される場合が多い。
 奇しくも、台湾にある民進党と党名が同じになり、蓮舫党首は、台湾元首相の連戦氏を想起させることは、皮肉としかいいようがない。