社長コラム
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西日本サイディングニュース5月号掲載

社長コラム

 

吉村大阪府知事の評判がうなぎのぼりだ。直近の様々なアンケートで、最も評価する政治家として、2位の小池都知事をダブルスコア以上のぶっちぎりでトップになっている。吉村知事は、新型コロナ発生以来、地元の関西系だけでなく全国ネットのテレビにも出ずっぱりだ。吉本芸人らが出ているバラエティ番組にも出演し、そこで出た素人の不規則な質問に対しても、即座に適切かつわかりやすく返答している。昔、私の初任地の鹿児島で、大阪には偉大な政治家がいないが、鹿児島からは沢山の政治家を輩出している事を指摘され肩身の狭い想いをしたが、大阪で久々に出てきた若手イケメン政治家だ。

今回吉村知事の功績は、大阪モデルを発表し、国より先にわかりやすい解除基準(重症病床の使用率60%未満、経路不明者10人以下、陽性率7%未満)を示したこと。第二に、通天閣と万博の太陽の塔を緑黄赤に色分けして、現在の大阪の状態を見える化したこと。第3にアンタッチャブルな存在と見られていたパチンコ店に対し、自粛要請をしたことの3つだと思う。コロナ禍が始まる
前にも、高給批判のあった市バスと地下鉄を合併民営化し、地下鉄のトイレを綺麗にし、大阪市の待機児童数を325人(平成29年4月1日時点)から20人(令和2年4月1日時点)まで減らした。

2010年4月に産声を上げた大阪維新は、大阪市のほとんど働かない職員や労働組合員を異常厚遇した問題を糾弾し、バブル期に建設し経営破綻した巨大な箱モノ等の問題を片付けてきた。これらの「大阪維新イズム」を受け継ぐ吉村知事が国政に出るのを楽しみにしている。