社長コラム
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西日本サイディングニュース5月号掲載

社長コラム

ある団体の年次総会の会場がセレッソ大阪のヨドコウ桜スタジアムだった。2か月前に、三苫が先制点をとったものの2-1で惜敗したコロンビア戦が開催されたスタジアムだ。今回、そのピッチに立たせていただいた。
観客席からサイドライン(タッチライン)までの距離が国際基準を満たすスタジアムの中では日本一短く、その距離なんと5.8m。感覚的には手が届きそうな距離だ。ピッチに一番近いエキサイティングシートはほとんどが若い女性で占められるそうだ。この距離で黄色い声や罵声を聞いて冷静さを保つのは至難の技だと感じた。
野球やテニスでは考えられないことだが、サッカーの世界ではアウェーとホームで施設面に大きな差を作るのは当然のことで、このスタジアムもそのように作られているとのこと。
例えば、ゴール裏のホーム側のサポーター席には雨除けの庇があるが、アウェー側にはない。ホーム側観客席のゴールラインとの距離が10mに対して、アウェー側は30m。
ホームの室内練習場の人工芝は最高級のものに対しアウェー側はホームセンターで売っている安い人工芝。アウェー側の浴室はシャワーのみに対しホーム側は浴槽が2つあり、水風呂もある。ホーム側控室の照明は、試合前はアドレナリンが出る赤系統で終了後はクールダウンのためのブルーに対してアウェー側は普通照明などなど。まだこれくらいは欧米に較べればまだまだ序の口らしい。通好みのフォーメーションが見られる観客席の上部には、ラウンジ付きの年間契約席(20試合約40万円)やVIP席(約1000万円)がある。VIP席は後一つ空いているらしい。うーん、どうしよう⁈