社長コラム
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西日本サイディングニュース11月号掲載

社長コラム

師も走る時期になりましたが、今年の風景は例年とは少し違うようです。

取引銀行からお知らせを頂き、年末年始のご挨拶はご遠慮いたします。とのこと。

また、大手企業もリモートワークなので、お伺いしても誰もおられないとのこと。

コロナ後初めてのお正月を迎えますが、新常態の年末年始のあり方をこれからみんなで作っていく

のかなと感じています。

 さて、2020年を振り返りますと、まさに、業種によって悲喜こもごも。また、同じ業種間でも

運不運が分かれました。一番打撃を被ったのは、旅行社、ホテル、エアライン、百貨店、都心部の

飲食店等。かたや、私が住むベッドタウンの飲食店やホテルは、かなりお客様が戻ってきました。

巣ごもり関連で、任天堂・カプコン・マクドナルド・ケンタッキー・日清食品・エスビー・ライオン

が、リモートワーク関連ではケーズデンキが、過去最高益だそうです。

 私たちの属する住宅業界も、春先には住宅展示場がロックダウンし、住宅着工も前年割れが続く

状態となりました。しかし、飲食等業界に比べれば、その落ち込みもまだましと言える状態では

ないでしょうか。これからまだまだ予断を許さない厳しい状況が続きますが、ローン控除の延長も

ほぼ決まり、在宅ワークの増加による住宅の潜在需要の顕在化も徐々に表れ、これから少しづつ

良くなる兆しが見えてきているような気がします。

ワクチン開発や治療薬アビガン開発のニュースと、29年ぶりの株価26,000円。日銀の

量的緩和の影響とはいえ、来年は上昇傾向の年になるように祈念しております。