社長コラム
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西日本サイディングニュース11月号掲載

社長コラム

大阪ミナミの繁華街に、 賑わいが戻ってきた。 豚まんで有名な551の蓬莱や、焼きたてチーズケーキのリクロおじさんには長蛇の列ができはじめている。 新幹線の乗車率も高くなり、 ホテルの値段も高くなった。 出張時には、 各自治体のいらっしゃいキャンペーンで3000円頂戴した。 借金まみれの国からこんなに頂いて果たして良いのだろうかと思いながら美味しいものを食べさせて頂いた。 国内観光客と国際観光客が増えて活気が戻ってきた。

大阪の繁華街ミナミの商店街には空き店舗が多かったが、最近新しい店のオープンラッシュになっている。

大阪の2大繁華街キタとミナミを南北に貫く御堂筋では、 大規模な工事が始まっている。

2年前から、御堂筋の終点の難波駅前の道路を封鎖して、 歩行者天国への工事を行っている。2025年の大阪万博までには、御堂筋全体の歩道を現在の約三倍に広げる予定で、すでに工事が始まり、 6車線道路が4車線になっている。 それに伴って渋滞が頻繁に起こるようになり、タクシーの運転手さんは嘆いている。

そして、 御堂筋将来ビジョンとして、 なんと!2037年には、御堂筋すべてを終日歩行者天国にする予定らしい。 そんなことしたら、 たくさんの飲食店への食材等の納入は、 至難の業になると思う。 御堂筋に面した高層ビルの建て替え工事は、 ほぼ不可能に近い。パリのシャンゼリゼ通りに匹敵するストリートとして国際的にも評価が高く世界のほとんどのブランドショップが集積する御堂筋だが、これからどのようになるのか?怖さ半分、楽しみ半分といったところだ。