西日本サイディングニュース11月号掲載
今年も残すところあとひと月となりました。 2024年を振り返りますと、私たち住宅関連産業に携わるものとして一番印象的だったことは、 能登半島地震ではなかったでしょうか。 改めて、犠牲になられた方に謹んで哀悼の意を表します。
この震災では耐震化率が低いことが災いし、数多くの建物が倒壊しました。 私の知人にもこの地域に住んでおられた方がいましたが、 結局は故郷を離れる決断をしなければいけない状況になりました。
来年には、 4号特例の廃止と断熱義務化の2つの大きな改革が予定されております。 災害列島日本に住む者として、 安全安心で快適な住まいづくりができる社会が1日でも早く実現できることを願ってやみません。
弊社が携わっている屋根換気や壁通気は、これらの改革にも大きく関わってまいります。 というのも、初期の耐震性能をいかに長く維持できるか、 を考えることこそ真の意味での安全安心で快適な住まいづくりだと考えるからです。
一生に一度の決断をして購入された住まいが、 災害等でダメージを受けることが無いよう、 これからもしっかりとお手伝いをしてまいりたいと存じます。