社長コラム
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西日本サイディングニュース7月号掲載

社長コラム

娘が嵐のファンで、松本潤が主演だったことから、 つられて見だした『どうする家康』に、 はまっている。最近の大河ドラマは、時代考証のレベルが高くて面白い。

家康の幼少期に地元に帰って宴会をするシーン。その館が非常に貧相だったので驚いた。調べてみると、大名と思っていた松平家は三河の地方豪族レベルだったようだ。

織田家と今川家の人質として幼少期を過ごし辛酸を舐めた家康は、信長との同盟を組んだ大名として描かれている場合が多いが、若い時は臣下に近かったのかもしれない。

現在の大河は、1582年6月に起こる本能寺の変の前夜。歴史では明智光秀が首謀者ということになっているが、このドラマでは、豊臣秀吉と徳川家康が黒幕の可能性があるような描かれ方もしていて興味深い。

歴史ミステリーとしても名高い本能寺のへんは、1579年に正室(今川義元の縁戚)と嫡男を信長の命で自害させられた家康怨恨説。本能寺の変の直前、1582年3月に武田を滅ぼしたため、武田の押さえとしての役割だった徳川の存在価値が低下して、同盟関係から主従関係に格下げされたことによる家康怨恨説。秀吉が、厳しい信長に危機感を抱いていたこと。迅速に軍を動かすことができたこと。一番メリットが大きかったことによる秀吉説等、諸説あるがいずれが真実であっても不思議ではない。

残念ながら視聴率は低空飛行を続けているが、今まで明治維新前後の大河しか見なかった私にとっても非常に面白く、少々気の毒に感じる。この後も、どのような新しい歴史の新説が出てくるのか楽しみだ。