社長コラム
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西日本サイディングニュース3月号掲載

社長コラム

大阪ミナミに、 インバウンドの賑わいが戻ってきた。 団体客も多くなり、 道頓堀の戎橋 (通称ひっかけ橋) には、 満面の笑みでグリコのポーズで写真に納まる外国人が列をなしている。昔、 橋の南側 (グリコ側) には角座や中座があり、 表の世界。 の北側 (グリコと反対側) には花街があって、裏の世界と巷では言われていた。 芸者さんはこの橋を渡ることが許されなかったそうだ。

1935年にグリコの看板が設置されて88年。 キャラメルのグリコだけを宣伝するには、あまりにもコスパが悪いような気がするのだが、大阪のランドマークとなってしまった為に、 江崎グリコも引くに引けなくなったのだろう。道頓堀にはラーメン街があるのだが、明らかに美味しいと評判のお店を抑えて、あまりそうではないと思う店が繁盛していたり、 韓国風屋台が増えたり、 射的場ができたり、 買い食いの店が増えたり、街には観光客の作るカオスが渦巻いている。

ミナミの10席程の小さなお店でご飯を食べることが多いのだが、そのような店にも外国人観光客を見掛けるようになった。 グーグルマップの星が多いところに来るパターンが多いらしい。 私達の年代は、 ぐるなびか食べログが多いと思うのだが、これらのグルメサイトもまさかグーグルがライバルになるとは想像できなかったと思う。 女将さんと話していると、 光客の方が羽振りがよく、 日本人より儲かるらしい。 寂しい限りだ。

観光客の増減が日本の為替にも大きな影響を与えるくらいの観光立国になったことも、 うれしさ半分寂しさ半分。 コロナ禍で観光客の減少が円安要因だったのだが、コロナ後の観光客の戻りによって徐々に円高に戻している。観光客も店員も建築現場や製造現場にも外国人が多くなり、日本は国際化がナチュラルに進んでいるなと感じる今日この頃だ。