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笠木板金とは

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笠木板金とは

パラペットやバルコニー(ベランダ)の手すり壁の最上部の仕上げ材を笠木といいます。笠木は雨水や紫外線にさらされる壁の頂部をカバーし壁の腐朽を防ぐ為のものです。金属製の仕上げ材の場合笠木板金と呼びます。工事業種としては、板金工事業となり金属板を加工する工事業者が施工します。 笠木部分は、通気層の上端部にあたるため通気を確保しないといけません。しかし、多くの工事業者は、窯業系サイディングを裏貼りし、通気層上端を密閉しています。これは、防水を優先した納まりですが、裏貼りサイディングを留め付けるビス(釘)が脳天釘打ちとなっており、上記で述べたとおり防水層を破壊しています。また、日本窯業外装材協会(NYG)では、窯業系サイディングは、「水平面の使用」や「裏面の使用」が禁止されています。この納まりで通気層を閉塞しているため結露リスクは非常に高くなります。

それらの水分は腐朽を招き躯体の耐久性を損なうのです。板金工事業者の多くは、それらを防ぐ知見を持ち合わせていないといえるでしょう。アンタレス・ホールレス・パラペットキャップⅡは、日本で初めて換気部材付笠木板金として、防水と通気・換気の両立を図るシステムコーディネートを実現しました。笠木板金と換気部材をビスで横打ちして固定することで、天端へ脳天釘打ちしない「完全ホールレス構法」や優れた換気・通気の技術により、パラペット周りの漏水事故を防ぎます。

日本で初めてパラペット笠木板金の標準納まりを実現した部材はこちらです↓

総合カタログ