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50年の屋根とは

50年の屋根とは

日本の屋根材のトレンドが大きく変化しています。

 近年、スレート瓦、粘土瓦を抜いてガルバリウム鋼板を用いた金属屋根が約4割を占めシェアトップとなりました。ガルバリウム鋼板は表面のメッキ層が亜鉛とアルミニウム合金メッキで、これにより高い耐久性を得ています。

 

■屋根葺き材の変化

 しかし、金属屋根は熱伝導率が高く、温度変化を直接野地板に伝えるため換気や通気が不十分な場合、日射による夏型結露や放射冷却による冬型結露が高まり、野地合板上面の水分が下地材や野地合板を腐らせるという現象が起こっています。

 昔のようにバラ板であれば隙間から湿気が逃げ、一枚板は調湿性があり水分を排出することが可能でした。しかし防水性能の高い金属屋根の下にあるアスファルトルーフィングや野地合板は透湿性が低く、特に合板は水分が接着層を超えることは困難で、初期含水や工事中の雨水による濡れなどの合板上面の溜まった水分が合板下側の通気層から排出されないことが大きな原因です。

 屋根の葺き替えに至る平均的な期間は、屋根材によって異なりますが20年から40年程度、野地板など下葺き材のメンテナンス時期は30年といわれていますが、(※国土技術政策総合研究所 木造住宅の長期使用に向けた屋根、外壁、床下のメンテナンスガイドライン参照)実際は10年程で野地合板の上側の腐食が始まるなどのトラブルが多くみられます。

 

■金属屋根の下地材や野地合板に起こった事故事例

 

  

 

 昨今、大型化にある台風により屋根材が飛ばされる被害が多くみられます。その要因として屋根材を固定している釘が野地板の腐食により保持力を失ったことが挙げられます。金属屋根は軽いから、また釘が錆びて劣化したなどの理由を挙げられることもありますが、実際は野地板の腐食が原因なのです。台風で屋根が飛ばされた場合、火災保険の対象にはなりますが直近の台風被害があった地域の状況を見ると、葺き替え工事や補修にかなりの期間を要しているケースが多く見られます。

  日本の住宅の寿命が約30年だった時代から、「長期優良住宅」の認定住宅が増えている現在も、屋根の耐久性はいまだ30年程度であるという現実を、果たしてお施主様は受け入れることができるのでしょうか。これまでは野地板の腐食の解決策として、ルーフィング上に木桟を施工するか、網状体を施工する方法しかありませんでしたが、どちらも余計な手間と工事費が掛かってしまいます。

そこで日本の金属屋根の現状を解決する為、そして50年以上の屋根を目指す通気立平「デネブエアルーフ」を使用することで解決が可能です。

 

  長寿命の屋根にするには野地板の含水率を低く保つことが重要といえます。木材は含水率20%を超えると腐朽菌の活動が活発となるため、野地合板上面の水分を排出する必要があります。従来のゴムアスファルト系ルーフィングを使用する場合、または透湿系ルーフィングを使用してもその上部に通気層が確保出来ていないと、水分を排出することがほとんど出来ません。

 下図のようにデネブエアルーフと一般的立平の含水率の変化を比較した実験結果をご覧頂くと、一般的立平の場合、含水率が40~80%くらいの高い数値を示しているのに対し、デネブエアルーフの場合は20%程度の低い含水率を維持していることが確認できます。

その結果腐朽菌の繁殖を防止するのです。

 

■デネブエアルーフと一般的立平の含水率の変化を比較した実験結果

 

 雨水の毛細管現象を防止する専用の軒先換気部材、野地合板上面と小屋裏の換気を促進する換気棟、そして透湿ルーフィングとセットで使用することで、木材の耐久性を確保し従来の金属屋根を大きく上回る寿命を目指す画期的な屋根システム構法の完成です。

 

■50年以上の屋根を目指して 通気立平デネブエアルーフを開発しました。

50年の屋根を目指す通気立平デネブエアルーフについて製品情報はこちらです↓

https://hauseco.jp/pickup/6591/

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