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ユーザー訪問② : ハウゼコ社長・神戸が聞く!

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ユーザー訪問② :  ハウゼコ社長・神戸が聞く!

意匠系設計・施工のアルツ デザイン オフィス様。

ここでも屋根換気部材メーカーハウゼコ製品が活躍していました。

 

神戸:水本社長、瀧本さん、本日はお忙しい中、貴重なお時間を頂戴いたします。それではよろしくお願いいたします。

ここにアルツ デザイン オフィスさんの設計された物件の写真がありますが、いや、どれもとてもおしゃれですよね!

水本社長はやはり意匠系のご出身でいらっしゃいますか?

水本社長:ええ、学生時代は意匠系の学校に通っていました。その後10年程、総合的な設計事務所で働いた後・3年間、木造を手がけられている設計事務所に勤め、勉強しました。

お施主様と設計者が出会えるあるポータルサイトに作品を掲載しているんですが、そこを訪れた方が当社のデザインを気に入っていただいて、…それで広島のテレビで取り上げられたお家なんです。

神戸:えー!? これ、一階が全部土間なんですね!お施主様がこれが良いと?

(写真:土間の家)

 

水本社長:ええ、倉庫に住みたいというご要望をお持ちだったんですよね。この辺りは冬季の気温がマイナスになります。

でも土間の暮らしは「寒い」ということを納得された上で、ペレットストーブで採暖して暮らしを愉しんでおられます。

瀧本氏:でもこれ、施工が大変なんですよ。給排水の仕組みなども、維持管理を考えながらデザイン性と両立させるために、ああでもない・こうでもないと現場サイドと進めていかなければなりません。たとえば、真壁構造を採用しているんですが、壁ですべてを覆う大壁構造にはないデザイン性の良さと、配線を室内側に露出させて後々のメンテナンスに配慮するという具合です。

滋賀県甲賀市 株式会社アルツ デザイン オフィス 水本純央社長(右)、瀧本誠二(左)

 

神戸:そうですか、いや感心しました。意匠系の住宅というと、どうしてもデザイン性が優先されすぎて、施工面のことや保守点検のことが二の次となってしまうイメージがあったんですが、実際に住まれるお施主様のことや住んだ後々のことにとても気を配っておられるんですね!断熱等性能等級4を実現されておられるということもその現れですよね。

それでは次に、弊社製品との出会いや採用いただい理由などをお聞かせいただければと思います。

水本社長:そうですね、ハウゼコさんとの出会いは約一年前になりますか…現在二物件に採用させていただきました。

こちらは「上笠の家」(写真下)といいますが、滋賀県草津市にお建てさせていただいたものです。敷地は100坪以上、お子様のお部屋だけが二階にあり、ほとんど平屋の作りです。

神戸:立派なお家ですねえ!うらやましいくらいです。それでこのお家には弊社のどのような製品をご採用いただいたのでしょうか?

水本社長:軒ゼロの換気部材をフルセットで使いました。瀧本から軒先やけらばは「必ず水が入ってる!」と聞いていました。それで対応できる製品を探したのですが、他社製では見つけられなかったのです。

神戸:そうですね、切り妻屋根の妻側なんですが、この部分は家のファサード(玄関)になることが多く、風の逃げ場がないんですよね。それで行き場を失った風が軒先から内部に押し込まれるわけなんです。それでは瀧本さんはいかがですか?

瀧本氏:僕がハウゼコさんの製品で一番いいなあ、と思ったのは京都府長岡京市の3階建てのお家(写真上)で採用した換気部材なんです。準防火地域なので、対応する製品がハウゼコさんにはありましたから。水下は「デネブハフレス」、登り側は「デネブウォータープルーフパッキンB(防水ケラバパッキン)」をセットで使いました。片流れ屋根のデザイン性から、今回、棟換気役物は使いたくなかったんです。そういう意味でこの軒ゼロセットはほんとに最強でした!

神戸:ああ!うれしいなあ!…実は「デネブハフレス」と「デネブウォータープルーフパッキンB」の組み合わせ使用は確実な換気性能と防水性能、そして部材コストが低減できるということで、セット使用してもらうということが開発コンセプトだったんですよ!

※今年度のカタログでは「ハウゼコ準防火セット」として3Pに掲載しています。

神戸:ところで今、パラペットの事故が多発しているんですよ。

このお家は築1年なのに事故を起こしてしまいました。

(写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水本社長、瀧本氏:うわー! やばいですねえ、これ!1年で

神戸:で、この事故原因なんですが、笠木部分天端から浸入した雨水が抜けず、閉塞した壁体内部で結露を起こしてしまうからなんですね。一般的なパラペットの施工方法は笠木を脳天釘打ちで固定すると思うんですがそれだとどうしても水の浸入経路を作ってしまうんですね。また防水を気にするあまり空気の流れを止めてしまうと結露の問題がでてきます。おどろいたことにはこの部分の標準的な納まりがなかった!と、いうことなんです。

瀧本氏:通気をとりながら、防水を確実にということでいろいろ試行錯誤・苦労してきました。しかし標準的な納まりがなかったとは…

神戸:そうです。なかったんですよ!そこで弊社はAHPCⅡ(アンタレス・ホールレス・・パラペットキャップⅡ)を開発し、これによって日本で初めてのパラペット部標準納まりを定めました。またAHPCⅡは換気部材付笠木板金ですが、ハゼ勘合式で天端に穴を開けない完全ホールレス構造です。また換気部材が内蔵されていて壁体内の熱気を排出できます。施工方法もサイディング屋さんだけで完結できるように考えています。

加えて三方パラペット・キューブデザイン向けにAHPCⅡを中心にした「ハウゼコパラペットセット」というシステムセットも用意しています。こういったものをお使いいただくことで、デザイン性を崩すことなく安全性をプラスするフォローアップができます。

瀧本氏:標準的な納まりの打出しはいいですよね。それにサイディング屋さんだけですべて完結できるのも魅力ですね。

神戸:弊社は6800種類の製品が工場を流れています。しかも、自社内製化率が99%に達し

ているんです。自分たちで開発し、作っているから細かい対応や素早い対応ができます。疑問や要望があればまずハウゼコに尋ねてみてください。

水本社長:これまでどこに聞いたらいいかわからなかったんですよね。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

神戸:こちらこそよろしくお願いいたします。

水本社長、瀧本さん、本日は貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。