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バルコニー換気とは

バルコニーは雨漏りのリスクが高い場所です。例えばFRP防水と外壁の取り合い部、サッシ周辺部等が危険箇所とされています。それに加えてバルコニーの手摺り壁の笠木部分からの雨漏りも多発しています。(換気キーワードの「笠木板金とは」を参照。)さらにルーフバルコニーの場合、バルコニー下の居室からの湿気や木材の初期放湿など多くの湿気が集まり、結露しやすい部位になります。バルコニーは、南面に設置されることが多く、太陽光で暖められたた湿気は、通気層や躯体内を上昇し、計画的な換気・通気経路を確保しないと結露リスクが高くなります。

図1に、ルーフバルコニーの一般的な納まりを示します。このような納まりは太間や剛床で囲まれた空間が換気されず密閉空間となるにもかかわらず、バルコニー床下の換気基準や参照できる詳細な納まりは、どこにも示されていません。その結果、事故多発部位の一つとなっています。

図1



手すり壁の笠木部の問題点に目を移しますと、手すり壁内部の湿潤状態を防ぐ為に通気出口を設けると通気層へ雨水が吹き込みます。雨水の浸入を防ぐ為に、通気出口を塞いでしまうと、内部に溜まった湿気が滞留し結露リスクが高くなります。どちらも水分が滞留し腐朽菌が発生することで、躯体が腐り家の耐久性を損なう結果となります。笠木周りの納まりについてこれまで“標準納まり”が確立されておらず、現場の実務者がこれらを自己流で納めているのが実情です。住宅支援機構の納まり図も単なる参考例でしかないのです。それらを解決するには

1.防水性が優れている

2.通気・換気が確保されている

この2点を両立させるバルコニー換気部材の設置が必要です。バルコニーの床下、手すり壁内部の湿気や熱気を効率よく排出し、通気層からバルコニーの笠木周りまで、下から上へ風の流れをスムーズにすることは、長もちする住宅を建てる大きなポイントなのです。

笠木周りの換気、通気、雨仕舞いをシステムコーディネートされた「標準の納まり」を確立することで、自己流納まりを防ぎ漏水事故による耐久性の低下を著しく免れることが出来るのです。

バルコニー換気の効率を飛躍的に改善させ、バルコニーに潜む腐朽事故を防ぎます。

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